風強すぎて顔切れたかと思った土曜日

昨日は幼なじみの母親の命日であった。飛び込み自殺であった。こんな冬の寒い日の朝に何を思って消えていったかは何もわからない。自殺すると残されたものに記憶が残るから、ある意味では永遠の復讐になるのか。そもそも真っ当な怒りが人を自殺へと突き動かすんではないだろう。もう諦めとかなんだろうか。


自分の書いた卒論を、学科でまとめられる小冊子に掲載しないかと教授に知らせをいただいた。とても嬉しい(編集作業はまた面倒だろうが)。本当に嬉しかった。というのも、卒論を書いている途中に感じていた鬱はきっとこれが頭をよぎったからだろうと思う。変な所に競争心が生まれるので、こういうものがあると燃えそしてそれが上手くいかなかった時の事を考え激しく落ち込む。これから会社入って、もうプライドも何も無くなってしまって、地に這いつくばっていくように生きる中に今回の嬉しさを思い出したい。これを人は過去の栄光にすがると言うだろうか(栄光と呼べるほどでっかいものではないけど)。ちゃんとやり遂げよう。


が、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読み終わってからにする。