二泊三日で台湾に行ってきた!
かなり詰め込みすぎなスケジュールだったけれど、初アジアの感覚はなんだか興奮した。ちなみに台北のみ。台湾は沖縄よりも少し南にある、ゾウリムシのような形の島。高山が多く、気候と面積が日本と似ている。私の台湾のイメージといえば、カナダに行った時に出会った台湾人の話によって作られている。残業が多いとか、付き合いで飲むことが多いとかも日本と似ている。土地の使い方は日本の方が良く計算されているという印象を受けた。通貨は基本的に元。これぐらいの少旅行であれば、おみやげだけでいえば二、三万円で充分。
暑かった。半袖でちょうどくらい。

  • 保安宮

医学に関する宮。黄・赤・緑の配色でかなり華美。日本人は好きでなさそう。おもしろいおみくじなんかもありましたよ。

建物周辺の柱はいたってシンプル。これは孔子の生徒たちがまっさらな心で何事も学ぶという意味があるらしい。あちらではコウモリはおめでたい動物。

いろいろな種類のお茶は試飲して、最後にはどれがどれだか全くわからなくなった。おいしい。どこのお店に行ってもお茶はいつもおいしかった。

  • 総統府

車窓から眺めたのみ。

これがすごかった。圧巻。大きい、とにかく大きい。形はお城だが、中がすかすかなので変。中正とは蒋介石のこと。中国との関係を案じて、彼の像は大陸に向かっている。景色がとても良く、雨が降らなかったのも幸いだった。夜にはライトアップされる。カップルのファーストキスの場所と言えばここらしい。ってガイドさん。ちなみに孫文は中山と表記される。ここに来ると改めて日本には政治的ヒーローがいないのだなと思った。大久保利通とか坂本龍馬が一番近いのかな。それもなんとなくしっくりこない。それに、そんな人を敬って巨大な建物なんかたてたら右かー左かーとかの話になってしまう。グレーゾーン。台湾の人は台湾に誇りを持っている。隣接する映画館やオペラ劇場もかなり大きい。

これが一番の心残り。ほとんどおみやげを雑に買うくらいの時間しかなかった。いつかもう一度ちゃんと行きたい。人多すぎ。オルセー美術館的無理加減。

  • 全身・足つぼマッサージ

やってみた。やばかった。日本でこのサービスを同じ金額では絶対に受けられまい。マッサージ師ひとり持ち帰りたかった。


あちらの夜は夜市(ナイトマーケット)というのが有名で、屋台みたいな所で安く飲み食いする。小龍包、マンゴーカキ氷、牛肉麺らへんが有名。個人的にはタロイモかき氷がグッド。甘い。この夜市というものの匂いや色、湿度がウォン・カーウァイ映画の映像とかなりかぶった。エキゾチックノスタルジック。語彙が乏しい。雑然と置かれた机椅子、客引きの声、揚げ物のつや、べとつく看板。そりゃあ恋もするわ。
電車もおもしろかった。券売機にお金を入れると、切符ではなくプラスチックのおもちゃのコインのようなものが出てくる。一瞬「うわっ、だまされた!」とか思ったが、そんなことはなく中に情報が埋め込まれているらしくSuicaのように改札でピッとやる。
ホテルは場違い感。というのも、これも度を超えた広さ、大きさ、華美さ。かなり快適であった。千と千尋の神隠しでハクが龍で飛び込んでくるあの建物。嘘か真か宮崎駿もこの建物の裏を歩いて構想を練ったらしい。
カナダ行った時はかなり散財したが、今回免税店では全く欲が失われてしまった。もはや虚無レベル。見てるのは楽しいが、買うためにいろいろと比べたり試したりする力無く。
まとめると、とても楽しい旅でしたよと。かなり満足です。






昨日は昨日でサークルから追い出される飲み会。四年間いると一つ二つ感じることもあるみたいで、組織とか個の役割とか人によってスタンスはみんな違う。なんだかんだで未明までのんでいた。ぽろぽろぽろと、それでも途切れることなくいろんな話をグダグダしていろんな気持ちになって終わった。しばらく勉強してないのでやばい思う。もう少しで西荻ビビアン・スーになるので待っていてくださいね☆