青春だよ、青春。君。

夜中の一時から知人2人とドライブして遊んだ。私は後ろに一人で乗っていた。なんとなく非日常的な行動と、彼(知人)のガンガンに飛ばし、急カーブでもブレーキ全然踏まない運転にとても楽しくなってしまった。その2人のこなれたテンポの良い会話をボーっと聴いていた。夜、環八、車内で流れるのはくるりのWORLD'S END SUPERNOVA。狙いすぎていて恥ずかしい。窓から顔出したりなんかして。車の中タバコくさい。その後遊んでまた外に出たときにはものすごい湿度。ぱらぱらと雨。とても蒸し暑い。そんなのでも気持ちは良かった。まだ帰りたくないってずっと思っていた。車の中でのくだらない話や、音楽の話、つまらないいたずら。
朝、家に着いてもぐだぐだと取り留めのない話をしながらいつの間にか眠っていた。すぐ眼はさめた。洗濯して掃除しても全然すっきりしない。心がもやもや。


さっき残りの一人を送った帰りに一人で西荻の駅から家に帰るときには涙が止まらなくなっていた。はじめて涙がこぼれないように上を向いて歩いた。恥ずかしい。
何もかも上手くいっているはずなのに、ちゃんと前に進んでいるのに、進むことで自分を伸ばそうって考えていたはずなのにそれでは鎮めることの出来ない自分の気持ちがある。悲しい。悲しみは偽善とか美しいとか演技とか言う感覚、そんなのはやっぱり美化した結果のものであって、実際悲しみの中にいるときは真っ暗闇である。ずっと三人でいたい。どこかで何かの拍子で別れたくない。社会に出て真面目な態度なんかで生きられない。


サラダを大盛り作って食べたら涙は止まった(そういえば今日は何も食べていなかった)。





結局は受け入れるしかない。