なんだかなんだかなー。心ある生命体に生まれた以上はロマンティックな気持ちにしっとり浸っていたいです。高度にドラマ化された世界でも、純粋に胸が締め付けられるような世界でも。だけれど生活がある。PC開いて卒論書くために語彙範疇云々かんぬんなんて意味分からないこと調べなければならないし、携帯電話に入ってくる事務を捌かねばならないし、ゴマを買い足して、豆腐の値段比較もしなければならない。
女の子ののろけを聞いて、男の子にたまには完膚なきまでに論破され、男の子と女の子の間に属する人の複雑な恋の相談にのり、たまには何かをやり遂げるために本気にならないといけない。
同年代の活躍に焦るも特に手立てを考えない。
こんな私を採ってくれたんだから、「がんばって会社のために働こう」とか「なんでもやってやる」とか思っていた気持ちはどこかへ行ってしまった。仕事で何か大変なことがあったときにこの気持ちを思い出して自分を奮い立たせることは出来るだろうか。


暇だからこんなこと考えるんだろうか。


Midlakeの“Head Home”